極東の彼方 1
極東の彼方1
令和7年1月18日土曜日~令和7年1月24日金曜日
1.SOS
中根という女が居た。
なかねみきと云った。
7歳であった。
中根は横浜の大豆戸小学校に89年の一学期に転校してきた。
大豆戸町というところにあった。
中根は喜んだ。
中根は大豆戸小学校の近所のニチモの公園という所で出てきたのである。
大阪の幽霊だ。南京大虐殺の流れであった。
中根は言った。
「げんちゃんが居る。」
中根は宮城彦の隣に座った。げんちゃんと云った。
中根はすぐにわかった。
宮城彦はアメリカ軍軍人であった。
中根は言った。
「大阪ってどう思う?」
宮城彦は言った。
「悪い地域じゃない。たこ焼きがあるところ。」
中根は言った。
「大阪は大変なんだよ。中国から来た人が多いんだよ。みんな辛いんだよ。」
宮城彦は言った。
「どうして。」
中根は言った。
「すごく怖い人がたくさん居るんだよ。ヤクザだよ。」
宮城彦は言った。
「ママはやくざなのか?」
中根は言った。
「違うよ。いい質問だ。げんちゃんのママは川崎の不良だよ。」
宮城彦は言った。
「困ってるんだ。嫌がらせがあるんだ。」
中根は言った。
「そういう問題はみきは出来るよ。たくさん問題があるね。みき出来るよ。」
中根は言った。
「それは簡単だからやるけど、げんちゃんアメリカ軍なんでしょ。」
宮城彦は頷いた。
「そういう話はある。それは本当だよ。普天間基地大山ゲートに電話して。
チャールズアール プリーズ ユーズ ノア、
チャールズアール プリーズ ユーズ ニーナ、
チャールズアール プリーズ ユーズ イエスエイティーナイン ニーナ、
って言うんだよ。」
中根は大豆戸小学校の公衆電話に行った。
大阪府知事と普天間基地大山ゲートに電話をしてその二つを言った。
中根は戻ってきた。
中根は言った。
「げんちゃんの問題は解決するよ。大阪府知事に電話したよ。中国まで話が行くよ。
みき大山ゲートに電話したよ。みきの辛さ解決するよ。」
中根はその二つをやった。
中根は言った。
「楽になるよ。げんちゃんは王族なんだよ。中国も日本もアメリカもインドも協力するよ。
解決するよ。
みきの問題は大阪の辛さだよ。楽になってきたよ。
解決するよ。」
宮城彦が頷いていた。
宮城彦のSOSと中根のSOSが成立していた。
中根は言った。
「みきわかるよ。大阪府知事に電話する前、大山ゲートにもげんちゃんのこと言ったよ。
同じこと言ったよ。」
そうなっていた。
中根は言った。
「普天間基地は使い方があるんだよ。大阪で有名だよ。
本当に大山ゲートに言うんだよ。」
宮城彦は頷いていた。
つづく。
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